全日本漢詩連盟 The All Nippon Classical Chinese Poetry Association

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(2009年01月01日)

漢詩百人一首を作りたい

常務理事  桜庭 慎吾

先日のある雑談のなかで漢詩百人一首の話が出た。漢詩好きを増やしてゆくアイデアとして、かるた遊びや百人一首など、子供の時に覚えた“ことわざや歌”は大人になってからも良く覚えている。遊びながら漢詩好きの“種子を播いておく”という作戦である。

石川忠久先生のお話しでは湯島聖堂にも曽って漢詩百人一首があったと承った。

先ず最初の一歩は、中国と日本の百人の詩人の漢詩を一首ずつ選んで集めた“漢詩詞華集”アンソロジーの編集から始るであろう。

親しみ易いという点からも、人口に膾炙された名詩であることが望ましい。李白や杜甫の詩の“峨眉山月半輪の秋”“国破れて山河在り”などの名吟も入るかも知れない。

かるたや百人一首のように、家庭での遊びと共に全国漢詩百人一首大会を企画することも一法であろう。

出来るだけ参加し易いルールと競技方法を定めて、小学生・中学生の部、高校・大学生の部、一般の部などと色々考えてみると將来の夢がふくらんで来る。

子供と一緒に風呂の湯船に浸かっているお父さんは氣持良さそうに“国破れて山河あり”と唱っている。お父さんの膝の上に抱かれている小供は、“しろはるにしてそうもくふかし”と自然に口ずさんでいる。

こんな微笑ましい光景がひろがってゆけば、漢詩好きの子供たちが増えて將来が楽しめるのではないだろうか。

丑歳の初夢としてこんな夢を描いてみた。


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