全日本漢詩連盟 The All Nippon Classical Chinese Poetry Association

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(2009年04月01日)

平成28年の楽しみ

─ こういう日本語教科書を使った子どもたちが、高校、大学に進むとどうなっていくでしょうか。楽しみですね。

若井田 昨年はじめたときの一年生が、平成24年度に小学校を卒業します。ちょうど24年度から中学の学習指導要領が変わるので、その一年後に、6年間『日本語』を勉強した子供たちが中学に入学して、さらに3年、中学の教科『日本語』をやると、28年度に高校生になるわけです。この子供たちは、高校で古典を習ってもどこかで見たことがある、読んだことがある、ということになります。

─ 世田谷区以外からの「日本語」へのアプローチはどうですか。

若井田 世田谷区の小、中学生三万人は無償配布ですが、それ以外に全国からの申込みで1万部余り売れました。今も注文があります。昨年は『日本文化』が出て8600部ほど売れました。思いがけない人気商品になりました。

外部の反応の一つとしては、昨年、第48回久留島武彦文化賞(財団法人日本少年文化センター)をいただきました。久留島さんは日本のボーイスカウトの父と言われる人で、この賞は青少年の健全育成に貢献した人におくられるものだそうです。

今まで団体賞で行政の教育委員会が受賞したのは、初めてのことだと聞きました。これまでボニージャックスとか野村狂言の会、東京童謡会、NHK週刊こどもニュースなどが受賞しています。第三者から客観的に評価していただいたのは、ありがたいことでした。

また、昨年「経済界」という雑誌の3月号に前日銀副総裁の藤原作弥さんが、随分ほめて書いてくださいました。「この教科書には権威主義的な、あるいは道学者的な押し付けがましさがない。むしろ楽しい読み物として編集されている。教育の荒廃がいわれて久しいが、私見によれば学校教育の基本は『読み・書き・ソロバン』。この『日本語』シリーズはそのうちの『読み』『書き』を十二分に補ってくれる。実はこの本、経済界でも評判ひとしきり。私も全5冊購入して孫たちへプレゼントしたところ、大いに喜ばれた」と、書いてもらいました。

一昨年5月に『教科 日本語』についてプレス発表をしたのですが、それ以来視察が絶えません。今でも毎週一、二件はあります。地方の教育委員会、議会、昨年暮に島根県経済同友会の方が20人近く見えました。全国的にかなり関心をもたれているようです。国会議員、森元首相、中山元文科相、塩谷現文科相も見えて、小学校一年生の授業を参観されました。

─ 『教科 日本語』に対する注目度は方々で高まっているようですね。


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