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11月3日文化の日、二松学舎大学九段校舎で、第3回大学生・高校生漢詩コンクールの表彰式がひらかれた。
今西幹一学長が「高校生の間では、俳句甲子園やマンガ甲子園が有名で、それにくらべるとこの漢詩コンクールはまだまだ地味な存在だが、着実にすすめていきたい。漢詩コンクールは高校生の漢詩文教育と直結しているので、高校教育の中で地道に充実させてもらいたい。大学もそれに協力していきたい」と挨拶。
入賞者一人一人に賞状と記念品が手渡された。今年も早川大基、紘平(暁星国際高校2年)の兄弟が入賞を果した。
表彰式のあとは入賞者とその父兄、大学関係者でにぎやかな懇親会となった。
その席で選者の窪寺啓さん(全漢詩連常務理事)は、「若い人が漢詩を勉強して、伝統をつないでほしい。専門家にならなくても、趣味としてでも漢詩を長くつづけてほしい、この漢詩コンクールの入賞者は、無試験で二松学舎大学に入学できないものか。半分本気、半分冗談でそんなことを考えます」と話した。
作品の応募状況は、高校生作詩部門が194、大学生作詩部門118、高校生鑑賞文部門157。決して多いとはいえないが、新しく参加した高校、大学もあり、少しずつコンクールが定着しつつあるようだ。
| 往年名號好文木 | 往年名号す好文木 |
| 晉帝學成花發時 | 晋帝学成って花発く時 |
| 今日舊園香馥郁 | 今日旧園香馥郁 |
| 遊人漫誦烈公詩 | 遊人漫りに誦す烈公の詩 |
| 櫻花爛漫午風柔 | 桜花爛漫午風柔らかに |
| 片片飄紅似蝶遊 | 片々なる飄紅蝶の遊ぶに似たり |
| 追到淸江留不得 | 追いて到れば清江留むるを得ず |
| 陽春將去坐牽愁 | 陽春将に去らんとして坐ろに愁を牽く |
| 梅霖五月緑池中 | 梅霖五月緑池の中 |
| 閣閣羣蛙語不窮 | 閣々たる群蛙語窮まらず |
| 入午風生天欲霽 | 午に入り風生じて天霽れんと欲す |
| 南郊路畔石榴紅 | 南郊の路畔に石榴紅なり |
| 沈吟把筆夜方闌 | 沈吟筆を把れば夜方に闌なり |
| 佳句未成燈已殘 | 佳句未だ成らざるに燈已に残す |
| 卻喜滿窗星可摘 | 却て喜ぶ満窓星摘むべし |
| 淸風拂面獨凭欄 | 清風面を払って独り欄に凭る |


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