連盟の活動報告
文化祭・漢詩大会の報告
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| 鳥雀噪庭柴戸壞 | 鳥雀[ちょうじゃく] 庭[にわ]に噪[さわ]ぎて 柴戸[さいこ]壊[やぶ]れ |
| 蔦蘿纏牖舊居荒 | 蔦蘿[ちょうら] 牖[まど]に纏[まとわ]りて 旧居[きゅうきょ]荒[あ]れたり |
| 唯看先妣手栽菊 | 唯[ただ]看[み]る 先妣[せんぴ] 手[て]ずから栽[う]うる菊[きく] |
| 籬畔寥寥對夕陽 | 籬畔寥々[りはんりょうりょう] 夕陽[せきよう]に対[たい]するを |
引越し後二ヶ月位経ってからだったでしょうか、旧居を訪れるとすでにかなり荒れ果てておりました。
庭を歩いてみると、ここでの47年間のことがいろいろ思い出され、寂しさがこみあげてきました。その思いを詠んでみた詩です。
転・結句は見たままの情景のため、余り苦労せずまとめることができました。
ただ転句は「只看籬邊先妣菊」としていたのですが、母が自ら植えたことを強調したいと「只看先妣手栽菊」と直してみました。
苦労したのは起・承句です。承句の下三字は「舊居荒」で決まったのですが、起句にふさわしい韻字が見つかりません。
それで対句にすることを思いついたのですが、これが大変でした。
承句の上四字を「破窓蔓蘿」としたところ、これに対応する起句ができず、また「牖」という語は使いたくなかったのですが、平仄の都合上使わざるを得ませんでした。品詞を対応させるなら、対句の難しさを痛感させられました。
また、題にも悩みました。「舊居感懐」などいくつか考えてみましたが、最後に簡単に、「過舊居」としました。
自分の思いを素朴に詠んだに過ぎないのに、賞をいただくことができて驚いております。審査員の先生方、大会の運営にあたられました皆様に、厚く御礼申しあげます。


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