全日本漢詩連盟 The All Nippon Classical Chinese Poetry Association

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(2006年11月23日)

吟行会に参加して

全漢詩連常務理事  住田笛雄

翌24日8時45分、吟行すべくホテルを出発した。最初の目的地は、四国霊場第51番札所の、熊野山石手寺である。山門両脇に大わらじが吊るしてあり、それに触れて左右の足に触れると痛みがとれ、歩行が軽くなる、と言う。88箇所全てから取り寄せた砂が袋入りで並べてあり、全てに触れて回ると88霊場全てを回ったと同じご利益があるとか。

続いて子規記念博物館に向った。休館日であったが、名誉市民の伊藤竹外副会長のお骨折りで見学することが出来た。昨日の石川会長の講演「子規と漱石」の内容を改めて確認できる展示に感じ入った。

次は松山城。この頃から天候は青空が出て、心がけの良い仲間がそろって居ることを喜び合った。ロープウエイで天守閣直下まで一気に上り、加藤嘉明築城の美しいたたずまいを背景に広場で一同の記念撮影をした。修復なったばかりの天守閣に登って素晴らしい眺望を楽しんだ後、下りはリフトの人が多かった。

その後砥部町の真砂亭で昼食。食後隣接した井上正夫博物館を覗き見た。新派の俳優でありながら、残された書画の見事さに一同感心した。子規・漱石にしろ、井上正夫にしろ、我々より半世紀ほどの先人が、大変なマルチタレントであったことに、基礎教育の重要性を思ったことであった。

それから近くの砥部焼陶芸館にゆき、皿や湯飲みに絵付けを楽しんだ。ここを15時に出発。全工程を無事終了し、泊簗体を提出して別れを惜しんだ。伊藤副会長の「天寵、生かされてあることを喜び、「清」心で心に「汗」を流し、成功に「涙」しようではないかとの、まさに清・汗・涙の力強いお別れのご挨拶を戴き、再会を誓い合った。


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