連盟の活動報告
文化祭・漢詩大会の報告
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今大会に応募した漢詩は四国地区427首、全国区から596首、合計1023首であった。15名の選者が慎重に選び、このうちの11首を特別優秀賞に選んだ。今回は地域と全国とを分けての募集だった。さらにそれぞれ課題が名勝を詠ずるものと、歴史上の先哲を詠ずるものとに分けられた。
| 干戈事去歳時遐 | 干戈[かんか] 事[こと]去[さ]って 歳時[さいじ]遐[はる]かなり |
| 日落丘園乱鴉噪 | 日[ひ]落[お]ちて 丘園[きゅうえん]に乱鴉[らんあ]噪[さわ]ぐ |
| 疑是戰場流血跡 | 疑[うたご]うらくは是[こ]れ 戦場[せんじょう] 流血[りゅうけつ]の跡[あと]かと |
| 鮮紅点点佛桑華 | 鮮紅[せんこう] 点点[てんてん] 佛桑華[ぶっそうか] |
| 春山如夢雨如煙 | 春山[しゅんざん] 夢[ゆめ]の如[ごと]く 雨煙[あめけむり]の如[ごと]し |
| 時有落花翩碧漣 | 時[とき]に落花[らっか]の碧漣[へきれん]に 翩[ひるがえ]る有[あ]り |
| 風趣盎然詩味足 | 風趣[ふうしゅ] 盎然[おうぜん]として 詩味[しみ]足[た]る |
| 歌船繫在画橋邊 | 歌船[かせん] 繋[つな]いで 画橋[がきょう]の辺[ほとり]に在[あ]り |
| 櫻花如雪水如煙 | 桜花[おうか] 雪[ゆき]の如[ごと]く 水煙[みずけむり]の如[ごと]し |
| 行到嵐山別有天 | 行[い]きて嵐山[らんざん]に到[いた]れば 別[べつ]に天[てん]有[あ]り |
| 渡月橋頭春澹蕩 | 渡月[とげつ] 橋頭[きょうとう] 春[はる]澹蕩[たんとう] |
| 軽風吹送美人船 | 軽風[けいふう] 吹[ふ]き送[おく]る 美人[びじん]の船[ふね] |
| 嵐山無處不牽情 | 嵐山[らんざん] 処[ところ]として 情[じょう]を牽[ひ]かざる無[な]し |
| 岸柳林花賞晩晴 | 岸柳[がんりゅう] 林花[りんか] 晩晴[ばんせい]に賞[しょう]す |
| 渡月橋邊殊秀絶 | 渡月[とげつ] 橋辺[きょうへん] 殊[こと]に秀絶[しゅうぜつ] |
| 蟾光照出万株櫻 | 蟾光[せんこう] 照[て]らし出[だ]す 万株[ばんしゅ]の櫻[さくら] |
| 紫雲山下紅蕊開 | 紫雲[しうん] 山下[さんか] 紅蕊[こうずい]開[ひら]き |
| 屋島台頭望白波 | 屋島[やしま] 台頭[だいとう] 白波[はくは]を望[のぞ]む |
| 鶯鳥旋枝啼緑樹 | 鶯鳥[おうちょう] 枝[えだ]を旋[めぐ]って 緑樹[りょくじゅ]に啼[な]き |
| 鯉魚成隊轉靑荷 | 鯉魚[りぎょ] 隊[たい]を成[な]して 青荷[せいか]を転[めぐ]る |
| 管弦鉦鼓和宮商 | 管弦[かんげん] 鉦鼓[しょうこ] 宮商[きゅうしょう]に和[わ]し |
| 楚楚輕輕舞作行 | 楚楚[そそ] 軽軽[けいけい] 舞[ま]うて行[れつ]を作[な]す |
| 老幼娘郎皆化呆 | 老幼[ろうよう] 娘郎[じょうろう] 皆[みな] 呆[ほう]と化[か]す |
| 阿波城下一宵長 | 阿波[あわ]の城下[じょうか] 一宵[いっしょう]長[なが]し |