連盟の活動報告
『扶桑風韻』の報告
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| 暦回乙酉復干支 | 暦[こよみ]は乙酉[いつゆう]に回[めぐ]り 干支[かんし]復[か]える |
| 迎看靈峰似舊時 | 迎[あお]ぎ看[み]る霊峰[れいほう] 旧時[きゅうじ]に似[に]たり |
| 無義兵爭猶未已 | 無義[むぎ]の兵争[へいそう] 猶[な]お未[いま]だ已[や]まず |
| 風行天上夢成遅 | 風行天上[ふうこうてんじょう] 夢[ゆめ] 成[な]ること遅[おそ]し |
昭和20年の8月の暑い日、ラジオを囲んで祖父母、両親、兄姉らが集まっていた。暫くして庭で遊んでいた私が部屋に入ってみると皆元気のない、虚ろな表情をしていた。
あれから60年が経ち、郷里の山山は全く変らず「国破れて山河あり」の心境で、あの日のことを思い出した。
上京して進学、就職し、夏休みに帰省すると、高台にある家の庭に立ち、南に大きな富士山、北に八ッ岳を眺めて、リフレッシュをしたものである。
今も世界のあちこちで起っている戦禍のニュースを聞き、自分達の平穏な毎日がいつまでも続くように、又地球上全てに争いがなくなるようにと夢を追っている。
そこで、和やかで心地よい平和の風が天上を吹くという、周易の「風行天上」ということばに託して作詩を試みました。