連盟の活動報告
『扶桑風韻』の報告
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| 颯颯度松如奏琴 | 颯颯[さつさつ]として松[まつ]を度[わた]り 奏琴[そうきん]の如[ごと]く |
| 飄飄揺竹似龍吟 | 飄飄[ひょうひょう]として竹[たけ]を 揺[ゆ]るがし 龍吟[りょうぎん]に似[に]たり |
| 可知此曲非人籟 | 知[し]る可[べ]し此[こ]の曲[きょく] 人籟[じんらい]に非[あら]ず |
| 應是鈞天廣樂音 | 応[まさ]に是[こ]れ鈞天[きんてん] 葊楽[こうがく]の音[おと]なるべし |
「圓機活法」、天文門の「風」の頃に、「楚襄遊蘭臺之宮宋玉景差侍有風颯然而至王乃披襟而當之」、の宋玉の風の賦の一節有り。文選を繙き「風賦」を読んでみました。又、先人がどのような詩を作っているのか「佩文斎詠物詩選」、を調べてみましたら、李嶠の「落日正沈沈・微風生北林・帯花疑鳳舞・向竹似龍吟・月影臨秋扇・松声入夜琴・蘭臺宮殿下・還拂楚王襟」の五言律詩有り。
この詩より「颯颯度松如奏琴・飄飄揺竹似龍吟」、の起承の二句を得、「圓機活法」の音楽門の「聞楽」の頃に、「戞撃新声歌大夏・鏗鏘妙曲奏鈞天」の聯句有り。「鈞天」を辞書で引きますと「鈞天廣樂」、の熟語有り、天井の音楽と。出処は列子と有り、列子も読んでみました。
推敲の末、「可知此曲非人籟・應是鈞天廣楽音」、の転結を得、「颯颯度松如奏琴・飄飄揺竹似龍吟・可知此曲非人籟・應是鈞天廣楽音」、の一詩を就した次第です。